伊丹から熊本へ空の旅
2018年2月24日、伊丹7:20発熊本8:40のJAL(J=AIR運行)に乗って、初めて熊本を訪れました。
こんなかわいい飛行機でした!
空港には、熊本らしくくまモンが!
空港外観。正式名は「阿蘇くまもと空港」です。ここからバスでJR熊本駅を目指します(約45分)。
駅に行く途中、工事中の熊本城が見えました。早く元の姿になってほしいですね。
熊本市から金栗四三の地元・熊本県玉名市へ
JR熊本駅に到着。
どうやら駅は、新しくなるようですね。
駅にもくまモンがいてびっくり!くまモン駅になっていました。おそるべしくまモン。
熊本駅から玉名駅まで、鹿児島本線(上りの博多方面行きワンマン列車)で約30分(560円)でした。
途中、田原坂駅を通りました。『いだてん』第1話にも登場しましたが、田原坂の古戦場は、金栗四三の地元の近くだったのです。
玉名駅前に到着しました。
これは駅前にあるモニュメント、世界一の大梵鐘である「飛龍の鐘」のレプリカ。本物の鐘は、玉名市内の蓮華院誕生寺にあるそうですが、今回は訪れることができませんでした。
玉名市には、まだまだ私たちが知らない、すごいスポットがありそうです。
金栗四三の母校・熊本県立玉名高校へ
JR玉名駅からは、勝手がわからないのでタクシーに乗り、熊本県立玉名高校へ向かいました。
附属中学校もあり、県立の中高一貫校となっています。
タクシーの運転手さんが、「あそこは偏差値高いですよ!」と仰ったのが印象的でした。
熊本県立隈本中学校玉名分校として誕生したのが、1903年。110年以上の歴史を経てきた伝統校です。
文武両道。クラブでも活躍しているようですね。
でも一番びっくりしたのが、門と校舎。まるで大学みたいです。
この校舎!すご過ぎる!! ヨーロッパのお城みたいに、尖塔があるのにびっくり。伝統校ならではでしょうか。
2001年には、本館・前庭池・正門が、登録有形文化財に認定されたようです。
金栗四三の銅像とご対面
私が県立玉名高校を訪れたのは、ここに、金栗四三の銅像があると知ったからでした。
でも、講演や駅前広場ではなく、県立学校の敷地内です。入って大丈夫かな?
と心配していたら、校門のすぐそばに、立派な案内板がありました。
金栗四三の銅像のことも、ちゃんと紹介されています。
校門のすぐそばのようでした。これなら不審者扱いにならないかも。
ラッキーなことに、銅像はすぐに見つけることができました。
これは晩年のお姿で、玉名高校の後輩や地元の人たちと一緒に走っている様子なのだとか。好々爺ですね。
横から見る銅像も、なかなか味がありました。
後輩たちも、駅伝大会で活躍しているようでした。
伝統校らしく、他にもモニュメントはたくさんあります。
でも印象的だったのは、グラウンドで練習している運動部。
金栗四三は、旧制玉名中学校時代は、実は体育は苦手だったのです。
そんな運動の苦手な(土曜日にはいつも、20kmの道のりを走って家に帰っていたようですが)、金栗四三がオリンピック選手になるなんて、教師も友人も、きっと誰も予想しなかったでしょうね。
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