武雄温泉訪問記2  武雄神社と武雄市図書館 古代から続く伝統と新しい風を感じる旅

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大晦日の武雄神社

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大晦日の武雄神社に向かいました。

武雄神社は古くからこの地方の鎮守として崇められている神社で、神功皇后が三韓征伐の帰途、武雄に軍船を泊めたのですが、その船が御船山(みふねやま)と化し、山の中腹に神社が建てられたと言われています。

あの源頼朝も平氏追討祈願を行い、平氏滅亡の際には深く感謝。流鏑馬(やぶさめ)神事は今も続いているそうです。

大晦日に訪れたため、「大祓(おおはらえ)」の1つ「年越の祓」で茅の輪くぐりも行われていました。

ところで武雄神社の社殿が、こんなに白いとは知りませんでした! とてもユニークで美しい!

主祭神の武内宿禰(たけのうちのすくね)と5柱の神々が祀られているのですが、その神々に仕えるのが白鷺という理由で白いのだとか。緑の装飾もよく映えて、美しい社殿だなと思います。

御朱印も頂きました。

大楠と夫婦檜

この神社は、樹齢3,000年ともいわれる境内の大楠でも有名です。

大楠は少し社殿から離れていますが、

道標が完備されているので、初めての人でも迷わないでしょう。

神々が隠れ住む山(神奈備)である御船山の自然の力が集まった、社殿よりもパワーがありそうな場所。

京都の嵐山にあるような、素晴らしい竹林を見ながら、目指す大楠へ!

これが樹齢3,000年と言われる大楠です。幹には(写真ではよく見えないかもしれませんが)とても広い空洞があり、天神様の祠が祀られているそうです。囲いがあったので中には入れませんでしたが(倒木の危険があるのかな?)、生命力を感じます。

一方「夫婦檜(めおとひのき)」は、2本の檜が根元で結ばれ、木の中ほどで再び枝が合着した縁結びのご神木。

武雄神社の祭神の中に仲哀天皇と神功皇后がおられ、このご夫婦にあやかった縁結びの檜には、夫婦和合だけでなく、

様々な人との縁や仕事の縁、お金の縁など、いいご縁を願う人たちが、篤い信仰を寄せているようでした。

すっかり観光名所となった武雄市図書館

参拝を終えた私たちの次なる目的地は、武雄市図書館です。

武雄神社からは、徒歩で5分ほどという立地の良さと、TSUTAYAを運営する企業が管理者となったことで全国的な知名度を誇り(私は知らなかったのですが)、観光名所になっているのだとか。

確かにとても素敵な建物と

この蔵書レイアウト!

なんだかワクワクする空間ですね。

利用客のプライバシー保護のため、写真撮影スポットは決められているのですが

図書館内にTSUTAYAとスターバックスコーヒーが入っていて、コーヒーを飲みながら本が読めるというのもなかなか面白い。

図書館民営化に伴う色々な問題もあるようですが、今まで図書館に興味のなかった人でも気軽に足を運びやすくなった点は(いろいろなイベントも開きやすくなったと思う)評価されていいかなと思いました。

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