2023年5月6日(土)、津軽海峡フェリーで函館に上陸した私たち。函館では観光だけでなく、長女の希望で函館グルメを食べ歩くことになりました。
五島軒の本店と十字街プロミエルカモイ店
函館カール・レイモンの「レイモンハウス元町店」でレイモンドッグを食べて元気補給をした後は、
二十間坂を下ります。何度も函館を襲った大火に備え、道幅が二十間(約36m)ある、函館では有名な坂の1つ。
しばらく歩くと、とても立派な建物が。
五島軒本店レストラン雪河亭。創業は1879(明治12)年で、旧幕府軍として函館戦争を戦った五島英吉が初代です。土方さんは食べられなかったけれど、函館戦争を生き延びて、戦友が作る洋食を食べた人がいたかもしれませんね。私も食べてみたい!いつか行ってみたいな。
こちらも本店ですが、宴会や法要専用の建物みたいですね。あの北海道函館西高校も、毎年ここで同窓会を開いているとか。
こちらは十字街にあった十字街プロミエルカモイ店。以前十字街に来た時は、てっきりこちらが本店だと思っていました。
ケーキやクッキーなどのスイーツの他、レトルトカレーなども売っているそうです。今日は時間がなくて立ち寄れなかったのが残念。
他にもいろいろ店舗があるみたい。いつか函館の老舗の味を堪能してみたいです。
元町から湯の川温泉まで、ひたすら歩く!
私たちの本日最後の目的地は、湯の川温泉のホテル万惣。
普通は市電で行くのでしょうが、元町からでも歩いても行けるという長女の提案で、歩くことになりました。
途中で見かけた西本願寺(浄土真宗本願寺派派)函館別院。純日本風の東本願寺函館別院と比べると、異国情緒がありますね。
こちらは大森海岸近くの大森稲荷神社。
包丁塚もあるらしく、なかなか立派な神社です。
亀田川の河口を越えて
ひたすら海岸線を歩きます。
イカがデザインされたマンホールは、函館らしくて面白かったけれど、海辺の単調な景色を見ながら(しかも天気が悪い)漁火通りという道を延々と歩くのは結構大変でした。
でもホテルに着いてから知ったのですが、この日の午前中函館市電が脱線事故を起こし、車による代替輸送があったそう。驚きです。
啄木小公園だけれど、土方歳三も目立っていた
漁火通りの単調な眺めが一変したのは、この人の銅像がある一帯でした。
石川啄木です。21歳の時、4か月ほど函館で活動していた啄木ですが、函館ではなかなか充実していたそうです。
詩人の西条八十(やそ)の
啄木に捧げた追悼詩の碑。
彼の第一詩集『あこがれ』と、『一握の砂』収録の短歌「砂山の砂に腹這ひ初恋の いたみを遠くおもひ出づる日」のモニュメント。この海岸の砂浜を歌ったのかな?
現在ここは、「啄木小公園」という場所になっているのですが
その隣にある建物が、なかなか強烈。
土方・啄木浪漫館という建物なのですが、土方さんの方が目立っているような気が。
実は前回函館を訪れた時、バスの車窓からこの建物を見ているのです。
あの時と違って今回は内部の見学も可能だったのですが、歩くのが精いっぱいで、とても無理。なかなか縁のなかった資料館でした。いつか行く機会はあるかな? 五島軒とどちらが早いかな?
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