2022年12月21日(水)、長野県の戸隠神社で無事に五社巡りを終えた私たちは、
その翌日、小布施に行くことにしました。
長野電鉄の観光列車スノーモンキー号に乗った!
私たちは以前、1泊2日バスツアーで小布施を訪れたことがあるのですが
個人旅行で行くのは初めてです。
行き方をグーグルマップで調べてみると、長野駅から長野電鉄に乗り、
特急スノーモンキーに乗れとのお告げ。
でも乗車券に加え、特急券が必要なのでした。特急券は乗車区間に関係なく、大人100円。
でも有料だけあって、とても素敵な車両でした。元成田エクスプレスに使われていた車両がワンマン仕様に変更されたとのことで
外国人観光客も多く、快適な乗り心地。乗車時間は23分でした。
いつかこれで終着駅の湯田中駅まで行って、渋温泉に泊まったり、地獄谷野猿公苑の猿を見に行きたいものです。
やっぱり小布施と言えば栗!
小布施と言えば栗が有名で、私たちが以前訪れたのも秋でした。
小布施は扇状地で水はけや日当たりがよく、栗の栽培には元々適しており、中世から盛んに栽培されていたのだとか。
江戸時代には将軍家にも献上され、献上が住むまで庶民は栗を食べることを許されませんでした。
現在でも、リンゴやブドウに比べると栽培労力が少なくて済むので、高齢化のため栗栽培に転作した農家も少なくないようです。
収穫された栗の多くは町内の栗菓子店に持ち込まれて加工されるのですが、前回バスツアーで訪れた時は北斎の絵を鑑賞するのに忙しく、栗菓子店も行列ができていたのでご縁がありませんでした。
そこで今回は、小布施訪問が初めての長女もいるため、小布施に着いたらまず、小布施堂のモンブラン朱雀を食べに行くことに。
その途中、小布施総合案内所の併設喫茶店(小布施駅舎内)の栗ぜんざいがおいしい!という情報をYouTubeで得ていたのですが、
閉店していてショックでした。しかも閉店したのは一昨日の12月20日(火)! もっと早く来ればよかった!!
やっぱり絶品! モンブラン朱雀
目的地の小布施堂は、小布施駅から
徒歩で約10分ほど。その小布施堂の大人気和菓子が、
穫れたての新栗を素麺状に裏ごしして栗の皮を除き、栗餡の上にふわりと盛った期間限定の「栗の点心 朱雀」。
私たちが食べたいモンブラン朱雀は、この「栗の点心 朱雀」を洋菓子風にアレンジしたもので、モンブラン朱雀専門店「えんとつ」で通年食べることができるのです。
立派な小布施堂の正門を入り
静かな中庭を抜けると
「えんとつ」の入口です。冬の雨の日の平日ということもあり、10:30に名前を書いて、一番に入店できました!
今まで見てきた小布施堂の外観とは全く想像できないモダンな店内。
メニューはモンブラン朱雀のみで、ドリンクとのセットメニューになります。ホットコーヒー朱雀ブレンドとのセットにしてみました(2,000円)。「モンブラン朱雀」との相性を考えて生まれたこだわりのコーヒーというだけあって、おいしかったです。
これがお待ちかねのモンブラン朱雀! 雀の巣に似ているから「朱雀」という名になったとか。中はアイスにナッツが入り、リンゴやチョコソースなど、味の変化も味わえるようになっています。
栗だけで作られたクリームなので、甘くない! それにとても軽い食感! 普段モンブランが苦手な夫もきれいに食べていました。
やはり小布施を代表するスイーツであることには間違いありません。食べる機会があって本当に良かったと思いました。
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