悲劇の皇子を祭神とする宇治神社  可愛い「みかえりうさぎ」や「願掛け うさぎさん巡り」が人気

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宇治神社祭神の菟道稚郎子命とは

2023年3月、宇治に行く機会がありました。

宇治川の西岸から、中の島に架かる朝霧橋で東岸(右岸)に渡ると、

最初に出会う神社が、その名も「宇治神社」。祭神は菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)。応神天皇の子で、大鷦鷯命(おおさざきのみこと)の弟にあたる人物です。

父の応神天皇は、次の天皇を菟道稚郎子命と定めました。古代では、年が若い者に嗣がせた方が一代の活躍期間が長く、より国家の繁栄が期待できるとされ、末子相続が行われていたのです。

ところが渡来人から儒教の教えを学んでいた菟道稚郎子命は長男相続を主張。父の応神天皇死後、兄弟で3年間も皇位の譲り合いになりました。空位が続き、国が混乱してしまったため、兄の菟道稚郎子命は宮を菟道(うじ)に移し、(『日本書紀』によれば)自害して大鷦鷯命に皇位を譲りました。その結果、大鷦鷯命が仁徳天皇として即位します。

宇治は元々「菟道(うじ)」と表記されていたようです。菟道稚郎子命の母も宇治の木幡(こわた)村に住んでいたとか。

宇治の守り神として、また幼い頃から聡明で学問にはげんだため、学業、受験、合格の神様としても崇められています。

神の使い「みかえりうさぎ」

菟道稚郎子命は、河内国から宇治へ向かう途中、道に迷いました。

その際一羽のうさぎが現れ、振り返り、振り返りしながら彼を先導したという古伝から「みかえりうさぎ」といわれ、今でもうさぎは神の使とされています。なかなか可愛いうさぎでした。

「正しい道へと導くうさぎ」として、良縁や生きる指針を求める人々に人気があるそうです。

「願掛け うさぎさん巡り」が人気

面白いと思ったのが「願掛け うさぎさん巡り」。今年(2023年)が卯年のせいで、マスコミでもよく取り上げられていたようです。

「みかえりうさぎ絵馬」(500円)を購入し、本殿正面で「みかえりうさぎ」を通してお参りします。「うさぎ絵馬」を持ちながら本殿を時計まわりに3周する間に、3つのうさぎの置物に出会えると、絵馬に書いた願い以上のご利益を授かれるとされています。

私たちは「うさぎ絵馬」を買わなかったのでご利益はないでしょうが、少しうさぎの置物探しに挑戦してみました。

時間がないので本殿は1周のみ。

1つは見つかったのですが

なかなか3つすべてを探すのは難しいなと思いました。全部の置物を見つけられなくても、本殿左横の建物の壁面で答えを確認できるというのが親切ですね。自信のある方は、答えを見ないでチャレンジしてみてくださいね。

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